無償の悪

松本英子。漫画、イラスト業。

新連載、2つです

新連載、2つ、始まりです。

1つは偶数月発売の猫びよりです。
タイトルは「1日ネコ1錠」といいます。
いま発売中の号から始まっています。
去年秋まで長年連載していた“ウチのハナちゃん”では、ウチのネコであるハナの日々の暮らしの様子が主な内容でした。新連載では、もちろん、アリやハナの話も出てくるのですが、私が町中で出会ったり、旅先で知り合ったり、の、さまざまなネコとのやり取りが中心になっていく予定です。前より、もう少し外に広がった内容で、楽しく描いていこうと思っております。よろしくお願いいたします。
そのいま発売中の号に、3月26日発売予定の単行本『ずっと、ウチのハナちゃん』の広告も載っていて、とっても嬉しいのでした。

『ずっと、ウチのハナちゃん』の単行本については、また改めてここで思いの丈を後日ぶちまけます。



新連載2つめは、月刊のモーニング・ツーです。
タイトルは「局地的王道食」〜たしな味のジャーニー〜 といいます。
今週21日発売予定です。

随分まえになりますが、同タイトルで、ちくわぶについて、描いたことがあります。
ちくわぶ、知ってますか。
私は幼少から当たり前に食べていて、大好きだったので、まさか、知らない人がいるだなんて、かなり大人になるまで知りませんでした。そして、ちくわぶにアンチが多くいる、というのも、知らなかったのでした。そしてそして、それと同時に、私のように、熱くちくわぶを愛でている人達がいることも、知ったのでした。
そういう食べ物、ないですか?
知名度は、年代や日本の東西によってかなり差があるかもしれない、好きになったきっかけが子ども時代の思い出に絡んでいて独特かもしれない、広くウケない要素があるかもしれない、地味すぎるかもしれない、
・・・でも、もう、大好き。味も好きだけど、存在が、大好き。
という、こころの一品、って。

そんなふうに、ずっと私のこころの味であった、某食べ物を、毎回愛であげていきます。

毎回の、出てくる食べ物、皆さんは果たしてどういう印象をお持ちか、それが面白く気になるところです。
好きな物がでてきたら、一緒にウンウン頷いていただけたらなぁと。あまり意識したことなかった食べ物なら、へえ〜〜って、改めてそれを見つめていただけたら、と、などと思います。

よろしくお願いいたします。