レントよりおそく
はじめてこの曲を聴いて、そしてタイトルを見たとき、ものすごく意味ありげに感じて、なんて色っぽいタイトルだろうと思った。
そう思ってしばらくして、レント、が、ゆっくりと、という速度をあらわす言葉であったことを思い出し、
ちょっと拍子抜けした。
いま久しぶりにレントよりおそくを聴いて、
なんと、うまい具合に私のなかで、レントという言葉が速度表記でなくなっていて、この曲調にあった色っぽさを充満させているただの不思議なタイトルになっていることが判明して、
なんだ、それでよかったんだ、と思った。
なんだ、それでよかったんだ