無償の悪

松本英子。漫画、イラスト業。

湯島で再会

昨日、3年ぶりくらいに、久しぶりに会った方が、お元気で嬉しかった。
久しぶりなんだけど、互いの話のとおりにまるで障害がなくて、それがいちばん嬉しかった。互いに理解しあえるという信頼とそこにある敬意。だから安心して話ができる。

人と久しぶりに会って、帰り道やそしてしばらくの間つらくなってしまうことがあるのは、話がとおらなくなってしまっていたときだ。
なぜか最初から「とおらないのではないか?」という解放の反対のものが自分のなかにあって、まるで話が無くなってしまうことも、ある。これは多分、過去、はたしてどうであったか、という記憶が、影響してしまうからかもしれない。過去に信頼があったかどうか。

両者とも、祝うことがあり、おめでとうございますを言い合い、そのおめでとうの中味をかみしめ合い、“かきおでん”のだしが旨いと言い合い、“なすのみょうが和え”もまたいいと讃えあい。


行ったのは、湯島のおでん屋さん「こなから」。
お店の名前は知っていたけれど、入ったのは初めて。
いいかんじの処でした、ぜひ。