無償の悪

松本英子。漫画、イラスト業。

弓を買う

今日はバイヨリンのレッスンだった。
初めて先生に打ち明けた。
私の使っている弓が、どうも気が合わない、使いにくい、と。


バイヨリンを始めるとき、本体、弓、ケースがセットになっている初心者用のをレンタルで選んだ。毎月レンタル料を払い、途中でいやになったらそれで終わり、続けられたら、購入できる仕組みのヤツ。分割と同じ。
なにもわからないで始めるので、選びようがなかったから、それで始めた。


しばらく使ううち、どうも、弓が、うまくいえないけど、なんだかなあ、やりにくいんじゃないか?、と思い出した。でもただヘタなだけでそう思うのかもしれないとも思って、そのまま使い続けていた。そのうち分割も終わって、レンタルでなく、ぶじ私のバイヨリンセットとなった。


最近になって、やっぱりこの弓、なんだかなあ、の気持ちが色濃くなったので、いっそのこと、ヘタなのは弓のせいだということにして、買い替えを考え出した。


やっぱり弓のせいだった。


今日、先生とお店のかたに相談して、いろいろ弓を出していただいて、長時間悩んで悩んで選んだ弓↓。


同じフレーズを、出してもらったすべての弓で弾きまくり、音色、音量、安定感、弾きやすさ、を比べ、消去法で候補をしぼり、最後、クリアに音が出てのびのび音が出しやすいけれどガバッとした音量が出しにくい繊細な某、それに比べて音は野趣系だけれどグワッと音のでる某、の二択になり、結局、野趣グワのほうに決定。

それらを弾いた後、今まで使っていた弓で弾いてみたら、もうダメだった。音、違いすぎ。
ってことで弓のせいだ。そうだ。

これからこの弓で練習できると思うと嬉しい。とっても嬉しい。