無償の悪

松本英子。漫画、イラスト業。

目の前にいても遠くで輝くあの女

今日は散歩の達人の取材で埼玉県の某所へ。
編集H岩さんといろいろ話すうちに、体調の話題になり、
私は夏からずっと芳しくないことを言ったら、H岩さん、
「更年期なんじゃないの!?」
・・・・・・だって、それって、いつからなるの?
「けっこう早いらしいよ!」
・・・・・・


自分が更年期かどうかよりも、体調がどうこうよりも、
そんなことはすっとんで、
ああ、私はこの人、H岩さんにやはり非情に憧れる
とそれだけを思った。
そして自分は彼女の足元にも及ばない、と
つくづくと思った。
これは毎度のごとく思うのだが、
また今回も深く深くそう思うのだった。
私だったらとても考えつかないセリフを彼女はいつも山のように吐くのだから。
あざやかに、少しの迷いも無しに。
一生あの女には追いつけないように思う。


写真はハナのお腹のワンポイント。