日々
先日、某連載しているマンガのネームを書いていた。
とっくに終わってなきゃいけないのに、まだあがってなかった。
絶対その日に出さなきゃならない、なのになかなか終わらない。
もう夜中の1時をまわっていた。
担当してくださっている某T氏は私のせいでオウチに帰れない。
しばらくして、やはり某T氏が担当している某マンガ家N嬢からメールが。
“今、T氏から話を聞きました。ぜひ明け方までひっぱってください”
うかつだった。まさにその時、ついにネームがあがってファックスしてしまったのだ。
まだたったの2時だ。
その旨返信すると、再びN嬢、
“ダメダメ、甘やかしちゃ”
“(あとは返事待ちなら)もう留守電にして寝ちゃえ”
このようにして無事ネームはできたが、仕上げがまたなんだった。
それも私が1時間仮眠しようとして7時間寝ちゃったり、手書き文字をチェックしてもらうのに0時頃どうにかしますって言ったのに妙に時間がかかって結局某T氏のご自宅ファックスに朝4時半過ぎに送りつけてその場で校正していただいたり、なんだりかんだりしたからなのだが。
申しわけない気持ちでいっぱいだったが、納品したらすっかり解放されて、これから遅れたせいでまだ忙しい某T氏のことなんかこれっぽっちも思い出さずに銀座で知人と飲んだくれたりした。
昨日、無事、校了したと連絡をいただいた。
こうしていろんなことが過去になってゆく。