無償の悪

松本英子。漫画、イラスト業。

昨日、ハナに会った。
ハナ、耳は遠くなって久しく、母によると「目も見えてはいるけど弱めになってきている」とか。足腰もずいぶんと変化がきていて、母(72)の「老人が老人をみている(笑)」の言葉がピタッとくる実家風景であった。
たまにまだらボケが出ることもある。
昨日はしっかりしていて、目付きがはっきりとしていた。
来週、3月3日でハナは19歳になる。

ハナにはハナの、私には私の、ちょうどいい日々があるなぁ、って、つくづく思いながら撫でた。

昨日は、ずっとゴロゴロいっててくれた。




オリンピックは、メダルをとると凄い、っていう設定の遊びなわけだが。
メダルとらないで、なのに一番盛り上げてわかせた、っていうのが、今回なにより面白かった。

それも、ああなんかちょうどいいなぁ、って思った。

ちょうどいいことばっかりだなあ、って、帰り道、梅みながら思った。