無償の悪

松本英子。漫画、イラスト業。

蓋があく

先日、起きがけに、みた。





私が立っている。ごく普通にいる。なんてことなく、ほわんとそこにいる。
100パーセント、なにもしてない状態で、らくにただそれだけでいる。



少し離れたところから、それを私が見ている。
そして、あそこに立っている私の実を知って、はっとするのだ。



らくにほわんとしている私は、どこにそんな力があるのか?といいたいくらいの勢いで、内部を抑圧してかかっていた。
その凄まじさったらなかった。
なのに、まったく気づいていないのだ。その、自分のやっていることを。



目が覚めて、胸がどくどくいっていた。





やっと、認識しはじめたのだ、と。





パニック発作をやる前、自分は別段問題のないタイプだと思っていた。心のそこからそう信じていた。
いま、離れたところから、そう信じていた当時の姿を、うわこいつ相当ヤバい、と思って見ている。





最近、次のそれが、来ているのだ。