もういくつねると
もうすぐまた一つトシをとるせいか、何かとトシのせいにしたがる私がいる。
コレってトシかな、と思うことがあると、同じ歳の同性の友人らにメールする。果たして彼女らは情け容赦ない。
“ここまでくるとさすがもう逃げ切れないからね”なのだ。
今日はまた新しかった。
ここ一週間ほど、なんだかトイレ(小について)の回数が極端に少ない、というメールをして、きた返信、
「水分取ってる?
トシいくと自分で喉乾いたってあんまり思わなくなるんだって」
衝撃。
真剣吹いた。
その内容にではなく、もうこう言われるようなステージにたっている、というつきつけに。
まさかここまでとは。
「酒だけじゃなく水のみや」
ハイ。
水だの珈琲だの沢山飲んで、元に戻った私。あぁ。
いま読んでいる数冊の本の内の一つに佐野洋子のエッセイ「役に立たない日々」がある。
あまりの内容に、自分はまだ鼻タレだと、つくづく思い知るのであった。