本当にわからなかった
今日、急用で実家に帰った。
玄関前に知らない男の人がいた。母に用だろうか。
私「こんにちは」
男性「こんにちは」
私「どちら様ですか?」
男性「息子です」
数秒後、男性は私の実の兄だとわかった。兄も私がわからないらしく、私が名のると「英子!?」と驚いていた。(ちなみに私はマスクとメガネ装着。兄は、素)
加齢して数年会わないと、なにかあって遺体確認とかすることになっても、間違いをおこすかも知れないと真剣に思った。
写真は実家の梅の花。
なぶら、ってなんだろうと思ったら
カツオとかああいう大きな魚が、小魚の群れを海面まで追い込んで、逃げようとする小魚達で海面がバシャバシャになる、その状態のことをいうらしい。
このとき、海面の少し上には、小魚を狙う鳥達も飛び交っているらしい。
なぶらの写真をみながら、これに名前がちゃんとあることに、悦びをおぼえたあと、
そうか、
漁師さん達にとっては、大型魚も小魚もたくさんいる証だから大漁の表しとして、確かに名前があったほうがいい。都合がいい。
そう思ったあと。
都合もなにも関係ない、どうでもいいなにかの状態に、名前を付けたくなった。
誰もそういえば呼んだことのない、なにか。
移行
ソノラマで連載中の『49歳、秘湯ひとり旅』は3湯目の福島県甲子温泉編が終わりました。
http://sonorama.asahi.com/series/49.html?book_id=book_id_1578
4湯目をおまちください。
写真は4湯目に向かう新幹線で食べたお弁当とおやつ。