なぶら、ってなんだろうと思ったら
カツオとかああいう大きな魚が、小魚の群れを海面まで追い込んで、逃げようとする小魚達で海面がバシャバシャになる、その状態のことをいうらしい。
このとき、海面の少し上には、小魚を狙う鳥達も飛び交っているらしい。
なぶらの写真をみながら、これに名前がちゃんとあることに、悦びをおぼえたあと、
そうか、
漁師さん達にとっては、大型魚も小魚もたくさんいる証だから大漁の表しとして、確かに名前があったほうがいい。都合がいい。
そう思ったあと。
都合もなにも関係ない、どうでもいいなにかの状態に、名前を付けたくなった。
誰もそういえば呼んだことのない、なにか。