初老の娘と老母と老猫の2巻です
7/18、初老の娘と老母と老猫の2巻が発売です。最終巻です。
ぜひお読みください。

ケンカをしても老いた親子ならではの展開になります。
高齢親の通院に付き添います。
高齢になると受ける人も増える検査を受けます。
それに伴う思うことが様々あり・・・
そんな、
老いた親子の日々を綴りました。
初老ならではの身心の変化も更に広がりました。それは、まさかの自分だったりしました。
1巻が出たのが約2年前。
この2年で、猫のアリも、母も、私も、ぐっと老いました。そりゃそうなんですが、ぐっと、なんです。
実家に帰ってきた約6年前あたりの2年より、この2年の老いが、ずっと急です。変化が大きかった。面白いです。
これからも変化を味わっていくのだろうなあ。
なにがあるんでしょうね。
なかなか楽しみなんです。
翻訳版が出ました
初老の娘と老母と老猫の1巻が台湾で発売されました。

私の本で初めての翻訳版です。
台湾にもきっと、いや世界のどこにも、似たような初老の娘と老母と老猫がいるのではなかろうかと思っています。
楽しんでいただけたらとっても嬉しいです。

ちなみに"アリちゃん"は"阿蟻醤"です。
文庫のかけ湯くん、3冊出ました
旅する温泉漫画かけ湯くんが、文庫3冊になって、無事、この世に出ました。

こう並べてみると、なんていい本だろうかとじんじんしてきます。憧れ続けてやっとうまれた文庫ということもあって、本当に在るんだなぁ、などとしみじみしたりもします。
中を読むと、自分で描いたというのに、読者になって入り込みます。いいなあこの温泉旅の漫画、って思っちゃうんです。
うん、描けてよかった。
3冊共、描き下ろしがあります。
どうぞ、ぜひお読みください。
かけ湯くんの原画展開催中です

大阪の阿倍野区にオープンしたばかりの『本屋 亜笠不文律』さんが、かけ湯くんの原画展を開いてくださっています。
界隈にお住まいの方、ぜひ"まちの本屋さん"がある幸せを満喫しにたずねてみてください。
カフェコーナーもあって、ソフトクリームが美味しそうです。
かけ湯くんが文庫になります
かけ湯くんが文庫になります。
2018年に出た、旅する温泉漫画かけ湯くんが文庫本3冊になります。
1冊目がコチラ、2024年12/6発売です。

描き下ろし、あります。
ぜひぜひお読みください。
私は昔から文庫に憧れを持ってました。
まだまだ十代の頃。本を買うといったら文庫を買うということでした。あの文庫の棚はすべてが輝かしく見えて、ほしい文庫も、知らなかった文庫も、それは特別に感じられたものです。
ああ文庫スキスキ!
うっとり眺めました。棚に囲まれた空気を深く吸い込みました。天国の匂いがしてました。
文庫は私の夢の化身のようでした。
無事、本の仕事をするようになって。でも、文庫に私は縁がなさそうでした。いくら文庫に憧れても、自分の本が文庫になるチャンスはないだろう、と。
いいなあ文庫。文庫が出せたら、文庫の棚に自分の本がささってたら、どんなにときめくだろう。あの十代の私も、どんなに喜ぶだろう。
ところが。
まさか、まさかの、かけ湯くん文庫化!
こんな日が人生にあろうとは。
あったんだ。
12月6日が楽しみです。
描き下ろしは千葉房総の湯に入ってます、タイトルは「ノスタルジア」。
よろしかったら、ぜひぜひ、お手にとってみてください。
書店で見かけたら、どんなに誕生を待たれたかしれないこの文庫に、よかったね、の、一瞥をぜひ。
2冊目は来春になります。
新刊が出ました「初老の娘と老母と老猫 再同居物語」
新刊『初老の娘と老母と老猫 再同居物語①』が発売になりました。
私は27歳の終わりに実家を出て50歳の中頃でまた実家に戻りました。再同居物語とはそういう意味です。その間約23年、まさか、実家に戻る日がくるとは思いませんでした。でも私は、戻ろう、と、思ったんです。第1話は、そんな話から始まります。
私は初老で母は後期高齢者(猫も老境)。このトシになって、初めて見られる景色があるもんなんだなあ、感じられる気持ちがあるもんなんだなあ、の日々を過ごしています。若い頃はわからなかった諸々に出くわします。
現在私は54歳、母は82歳、猫はもうじき14歳です。
実家に帰ってきた頃と、いまはまたかなり状況も変わってきました。来年はまた、違うのでしょう。みんな通る道。
読んでいただけたら嬉しいです。
第1話が↓こちらで読めます。1巻は全11話です。
ちなみに老猫の読み方はロウビョウです。
諏訪愛が届いてしまった
常日頃、信州の諏訪が好き諏訪が好きと言っていたら、諏訪のことを描いてくださいというお話が来ました。嬉しい。描きましたよ。
掲載されましたので、見てください。
https://suwa-tabi.jp/news/10936/
『諏訪旅』というサイトです。
2022年秋に開催される『諏訪神仏プロジェクト』のひとつとしてのご依頼でした。
掲載を見てみたら私の「諏訪欲!」のつぶやきまでとりあげられていました。笑った。
マンガに出てくる、私の食べたい諏訪のアイスと餅菓子についての紹介記事も一緒にくっつけてもらえてました。ますます食べたくなってきました。
諏訪神仏プロジェクトのサイトも是非是非ご覧くださいね。
https://suwa-tabi.jp/feature/suwa-shinbutsupj/