無償の悪

松本英子。漫画、イラスト業。

19.03.20の記。

枕元に、緊急用の飲み物を置いている。
ペットボトルのポカリスエット
寝ていてふと目覚めたときに、もし「即水分」だったら、すぐ飲めるように。
果たしてそういうときにペットボトルの蓋を速やかに開けられるかどうかは分からないけれど、とりあえず置いている。
置き始めて何年も経つがまだ緊急を経験していない。
そしていつも、存在は忘れている。
ただ、たまに、新しいのにかえている。なるたけ賞味期限より早目に。


今日、起きて、布団から出て、向こうの部屋に行こうとしたときに、なんだかふとペットボトルが目に入った。
そして、
ああそうだ、これ、この間置いたのいつだっけ?ずいぶん放置しちゃったね、そろそろ新しいのにしたほうが・・・

 

手にとって賞味期限を確認したら。

ふふっと笑った。


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はい。とりかえます。