局地的王道食1巻発売です
『局地的王道食』発売です。
さきほど本が届いて、よくまぁ生まれてきたもんだなぁと、撫でながら不思議な気持ちになったのでした。
ここに出てくる食べ物、ちくわぶ、とか、甘食、とか、すあま、とか。
これらは私の局王食だ、と思うに至るのは、ながい年月があってからこそ、だったりしますが。
あの日のあの小さな私が、この漫画の出生につながっているのだなあ、と。
覚えてます。
初めて甘食買ってもらったの、船橋の今は無きヤマヨストアーでした。
私と母と、近所のTさん一家(母と娘二人)とその日は連れ立ってて。
T母が私に言ったのです、ヤマヨの入り口入ってすぐの所で。甘食たべる?買おうか?って。
私、首を振りました。
そしたら、娘二人が怒って。せっかくウチのお母ちゃんが食べる?って聞いてるのに、なんで首を振るのか!って。
そしたらヒロコが説明しだしたんです、エイコはね、甘食知らないのよ、まだ見たこともないのよ、と。だからなのよ、と。
娘二人、なぁんだ、だからか、と。
私あのとき、五歳くらいじゃなかったのかな。
あの日の、あの甘食、あれが、こういうことに、なっている。
そんな詰め合わせ12品。
存在をホメたい12品。
あ〜〜〜〜!それ好きで!あるとなんだか嬉しくて!、って、けっこうみんなが思うに違いない、私とあなたの局地的王道食。
フィンガーチョコレートとかちくわの磯辺揚げとか、あ〜〜〜〜〜〜、ですよね。
冷凍みかんにそば湯。ああ。
読んでいただけたら幸せです。
- 作者: 松本英子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: コミック
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