無償の悪

松本英子。漫画、イラスト業。

どこいっても稲荷

今回の草津は、前回行ってから1年ちょっとしかたっていないこともあって、凄まじい感激とかそんな風ではなく、たんたんとした普通の喜びの2泊3日だった。そういうのもいい。

発見もあった。
前回気づかなかった稲荷を幾つか見つけた。
一つは完全な見落としだが、あとは、このしばらくで設置した?とも思われるほど、あまりに見つけやすいところにあった。もしかしたら前は入れ物だけあって(祠とか)、具(おきつね像)があらたに加えられたのかもしれない、などと、まあどうでもいいけどいろいろ思いながら嬉しかった。かつて二度ほど宿泊したことのある一番好きな宿(前回・今回は違うところに泊まった。あちこち知りたいので)の玄関前の祠の中におきつね像を見たときは(おついではなく一体だけだったが)、いらっしゃいましたっけ?!と口から出そうになるくらい沸き立った。
また私がここに来ますように、と、お賽銭ちょっと多め。



長野原草津口の駅から20分ほどバスに乗って温泉街に行くのだが、駅周辺は桜が満開、再びのお花見となった。
14キロはなれた草津の温泉街は毎年連休明けあたりが満開らしい。

今回の宿の部屋の窓からは、まだこぶしの花が見えた。